不妊症とは?
避妊をせずに、健全な夫婦生活を送っている夫婦で
2年たっても子供ができない状態を
一般的に『不妊症』といいます。
通常は1年以内に70〜80%、2年以内に80〜90%の夫婦が
妊娠すると言われているので
残りの約10%の夫婦が不妊症ということになります。



女性側の不妊の原因
■排卵障害
卵が育たなかったり育ってもうまく排卵しない状態をいい、女性が原因の不妊の約1/4を占めています。

■卵管障害
先天的に卵管が狭かったり、炎症を起こしたなど、なんらかの原因で卵管が詰まったり、卵管周囲に癒着が起きた状態のこと。

■着床障害
受精卵が子宮にたどり着き、やっと着地できて根づこうとする時期になんらかのトラブルがあって根づく ことができない障害。

■子宮頚管不全
排卵期に分泌される粘液の量が少なかったり、性状が悪いため、精子が進入できない状態。

■機能性不妊
検査をしても夫婦双方どこにも悪いところがないのに、なかなか妊娠しない状態。
ただし、原因がないのではなく、現在の医療技術では原因がみつからない場合もそう呼ぶ。

■子宮内膜症
子宮内膜が本来の場所以外の筋層や卵巣、卵管、直腸、腹腔内に飛び火し、増殖や
薄利、出血を繰り返す病気。
癒着のため卵管が狭くなったり、卵巣に内膜症ができて月経時に少しずつ血液がたまり、大きく腫れあがる チョコレート嚢腫になることもある。この場合、卵胞の発育が悪くなってしまう。

■高プロラクチン血症
母乳を分泌するプロラクチンというホルモンが高いため、排卵が起こりにくくなる
状態。受精卵の着床に影響を与えることもある。

■多嚢胞性卵巣症候群
ある程度の大きさ以上に卵胞が育たず、排卵が起きずに卵巣に蓄積される状態。

■クラミジア感染症
クラミジア・トラコマチスという細菌とウィルスの中間の大きさの微生物に感染
しておこる、性感染症の一種。卵管障害を招く恐れが高い。

男性側の不妊の原因
■無精子症
精巣や精管になんらかのトラブルが起き、精液中に精子がまったくいない状態。

■乏精子症
1ccあたりの精子の数が2000万以下の場合。

■精子無力症
精子の運動率が50%以下の場合。

■精子奇形症
異形のものが20%以上の場合。

■染色体異常
クラインフェルター症候群といい、染色体の数が1本多く、性染色体の構造も違っている。
500人に1人の割合で生じる病気。

■精索静脈瘤
精巣から腎臓へ続く静脈の弁が壊れているため、血液の流がとどこおって、その
部分がコブ状に膨らんでしまう病気。
その結果、逆流してきた血液によって精巣内の温度が上昇したり、酸素が低下するため、精巣の機能が低下し、精子の数が減少したり、運動率が悪くなる。

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